十二国記 3月11日(水)2021
こんにちは皆さん😃
今日は、東日本大震災から10年目のその日であります。そんな中、時間をさいて、ここに訪れた方に感謝いたします。しかし、これも何かの因果を感じさせますが。
さて、「読書・漫画・アニメのススメ」の時間です。私の一番好きな時間です。それゆえ、気軽に読んで、気軽に書こうと思っています。読後感想なんて、十人十色でいいでしょうから。
今日は、色々なジャンルの中からは、「読書」を取り上げます。もちろん、私の好きな本の紹介です。本の種類は、いくつかの分類法がありますね。でも、やっぱり日本の図書館の分類法が、一番ではないでしょうか。でも、そんなことは、まぁ、どうでもよくて、まずは、最近、何回も読み返している本を紹介します。
もうシーズ累計1200万部突破のジュニア小説?ライトノベル?(NHKアニメにもなっているが、それはそれで、いつかまた)今まで新潮社で刊行されているのは、合計で15冊。
「魔性の子」プロローグ番外編的?1991年9月
「月の影 影の海(上・下)」1992年6月〜7月
「風の海 迷宮の岸」1993年3月〜4月
「東の海神(わだつみ)西の蒼海」1994年6月
「風の万里 黎明の空上・下」1994年8〜9月
「丕緒(ひしょ)の鳥」2008年3月、2009年10月他
「図南の翼」1996年2月
「華胥(かしょ)の幽夢(ゆめ)」2001年7月
「黄昏(たそがれ)の岸 暁の天」2001年4月
そして一昨年末(2019年末)、6年ぶりの刊行、18年ぶりの新作長編2ヶ月で4冊!
「白銀の墟(おか)玄(くろ)の月(1)(2)(3)(4)」
で、私は、こんなことを長々書くつもりは毛頭なっかた。早く読後感想を書きたいのに。全く、何をやってんだか。私は、本最終ページにある「解説者」ではないのだ。
で、シリーズの初めから、すでに30年近く経過してもなお、絶大な人気を誇っているこの小説を、私は、一昨年の9月頃まで知らなかった。いや、「十二国記」という名前は、知ってはいたのだが、単に読んでいなかっただけである。ある先輩から勧められての読書であった。なんとも読みにくい本。最初は、そう思った。女性の書く独特の細かい情景描写。こういうのは苦手である。それに、漢字の読みの難しさ。それに加え、漢字の字面とルビの意味の相違。なんとも面倒くさい。その他にも不満と不自由さが一杯ある。しかし、である。コーヒーの苦味?くさやの干物?と言おうかなんと言おうか。ハマったのである。一種の中毒現象。そして最後に「男のくせに」泣かせられたのである。
まぁ、私は、アニメ「アルプスの少女 ハイジ」でクララが立って簡単に泣くし、涙もろいのではあるが。だが、本当に心に響かないと、そうはならない。いやいや、そんな事を言いたい訳ではない。だが、言うことは言っておきたい。一番好きなのは、新潮文庫シリーズ7冊目「風の万里 黎明の空」の少女3人(一人は、若き女王、一人は、元王女、一人は、異国世界から紛れてきた小さき娘)が、それぞれの背景と自分ではどうにも出来なかった事情を越えて、不思議な縁で交わり、絶体絶命の中、「分かりあい」、希望をつかむ場面である。もっとも、それ以前の話もあり、それ以後の話もあって、さらに面白いのだが。
とにかく、状況設定が巧みである。が、それを土台にした物語は、もっと秀逸である。もう読後感想は、さっさとやめて読み出したのだが。異世界?の不思議な12国家と逢山(ほうざん)、そして蓬莱(ほうらい=日本)と「蝕(しょく)」によって流される現象。12王国に12人の王または女王、それぞれに12の麒麟(神獣)が王を決め従う。王たち政治中枢関係者は、不老不死。また、国民たちにも、肉体的繁殖はない。え?すなわち性的な行動はない不思議な世界。全ての生命は、木から生まれる。半獣や妖魔など現実界にはない生物たち。この小説は、日本の異世界ファンタジーの先駆けである。私の知る限りでは。漫画では、「火の鳥(手塚治虫)」のような感じ。私の感覚では。
読みどころ満載です。
ではまた。
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